小松左京


■プロフィール

小松 左京(こまつ さきょう、1931年1月28日 - )は、大阪市西区生まれ、兵庫県神戸市育ちの小説家。本名は小松 実。
星新一・筒井康隆と共に「御三家」と呼ばれる日本SF界を代表するSF作家。宇宙開発に関心を持ちその振興を目的とした啓蒙活動にも力を入れており、宇宙作家クラブの提唱者で顧問でもある。

様々なジャンルにわたるおびただしい数の長短編作品やショートショートを世に送り出し、日本のSFを牽引してきた。その作風は、ハードSFからスラップスティック、ファンタジーに至るまで幅広い。あまりの多さに作風を一面的に断じる事は出来ない。
当時先端の科学や政治経済の知識を駆使し、プロットの練られた『日本沈没』『首都消失』のような作品から、下町を背景に描いた『コップ一杯の戦争』、日本を始めとする各種神話に取材した作品まで、サイバーパンク以前のほぼ全てのジャンルに手を付けたといっても過言では無い。
2006年7月からは『小松左京全集』(城西国際大学出版会刊)の刊行も始まった。この全集は日本で初めてオンデマンド印刷で作られることでも注目されている。

『日本沈没』、『復活の日』、『エスパイ』、『首都消失』などが映画化されており、特に1984年公開の『さよならジュピター』は単に原作提供にとどまらず、新たに株式会社イオを設立して映画製作に出資。小松自身も総監督として現場の指揮を執る力の入れようだった。
テレビにも映像化作品は多く、中にはテレビオリジナル作品もある。2006年には、『日本沈没』が、現代にあわせてリメイク化され、映画として公開された。


■映画

日本沈没(2006年)


■ドラマ


■DVD

日本沈没 スペシャル・コレクターズ・エディション (初回限定生産)

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